
主人公がチキンでした。
恋愛も、仕事も。
すべてにチキン。
メンヘラ男子と言えば今風ですが、マジでただのチキン。
その割には言うわけです。「渋谷をジャックする企画を立てる!」とか。結局は、自分が無くて常に仕事か彼女に流されます、このSNS時代に。企画力があるならYouTubeやTicTokで何でも発信出来るのに。
この作品は、「何もしない人」を描いた作品でした。
大筋は、「花束みたいな恋をした」に不倫エッセンスを足した物語。黒島結菜さん演ずる「彼女」に「なんで僕なの?」と聞いて、「横顔が夫に似ていたから。」と答えられて、恋愛が始まるあたりもチキンです。
正直な感想は、「共感する男子はいるものの、その男子たちも見たいのか?」ですね。誰が見たいと思って制作したんだろうと感じてしまいました。「ただのチキン」じゃなくて「超チキン」だったら、もっと面白かったのかも。
原作小説は評判が良いようなので読んでみようかな。
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「私と飲んだ方が、楽しいかもよ笑?」その16文字から始まった、沼のような5年間。明大前で開かれた退屈な飲み会。そこで出会った<彼女>に、一瞬で恋をした。下北沢のスズナリで観た舞台、高円寺で一人暮らしを始めた日、フジロックに対抗するために旅をした7月の終わり・・・。世界が<彼女>で満たされる一方で、社会人になった<僕>は...
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