主人公がチキンでした。
恋愛も、仕事も。
すべてにチキン。
メンヘラ男子と言えば今風ですが、マジでただのチキン。
その割には言うわけです。「渋谷をジャックする企画を立てる!」とか。結局は、自分が無くて常に仕事か彼女に流されます、このSNS時代に。企画力があるならYouTubeやTicTokで何でも発信出来るのに。
この作品は、「何もしない人」を描いた作品でした。
大筋は、「花束みたいな恋をした」に不倫エッセンスを足した物語。黒島結菜さん演ずる「彼女」に「なんで僕なの?」と聞いて、「横顔が夫に似ていたから。」と答えられて、恋愛が始まるあたりもチキンです。
正直な感想は、「共感する男子はいるものの、その男子たちも見たいのか?」ですね。誰が見たいと思って制作したんだろうと感じてしまいました。「ただのチキン」じゃなくて「超チキン」だったら、もっと面白かったのかも。
原作小説は評判が良いようなので読んでみようかな。
Amazon.co.jp
Filmarks
コメント