悲観的に考えるのではなく、現実的に考えるマンガ「女性の死に方」

コミック

 いわゆる司法解剖をする法医学者の視点で描かれているマンガです。かわいらしい絵で目には優しいですが、視点を「女性の死」にフォーカスした考えさせられる真剣なテーマとなっております。
 独身が増えてきている今、女性限らず、自分の生き方を顧みるのに参考になる方も多いはず。

多くの死から、どう生きるか?を学ぶ

 ベテラン法医学者は、警察から、たくさんの死体の解剖依頼を受けます。この作品では、こんな感じ。

 第一話 20代女性 たった今まで元気だったのに突然死
 第二話 54才女性 昨日は元気にだったのに朝、布団の中で死亡
 第三話 36才女性 昨日は元気にだったのに朝、布団の中で死亡
 第四話 32才女性 分娩中にお腹の赤ちゃんと共に急死
 第五話 14才女性 溺死ではないお風呂での死亡、
 第六話 増えてきたアルコール関連の女性の死
 第七話 36才女性 DVによるアザが原因で死亡
 第八話 76才女性 同居している夫に発見されずに死亡
 第九話 38才女性 家族と同居しているのに孤独死

 解剖する理由は、犯罪性がある司法解剖がほとんどですが、事件性がないものの死因究明をするためにご家族の許可を得て行う場合もあるとのことです。

 ベテラン法医学者は言います。

 「死は、残酷なこともあるが、生きている今を充実させるヒントをくれるはず。」

 「自分が思う素晴らしい人生求めてゆけば、どんな最期であっても、後悔しないはず。」

 9人の女性の死亡原因の解明から、ベテラン法医学者の視点で多くの生きるヒントを解説。難しいところは、おバカな助手がおバカな質問をしてくれるので、分かりやすく、カンタンに理解出来るようになっていました。

信じられない「老々介護の死」

 ご家族と同居しているのに発見されないケースがあります
 介護の相手が認知症のため、介護者が倒れても、死亡しても、何も理解出来ず、放置されてしまうケース。ご近所が、腐臭に気づき、発見が死後1週間ということもあったりします。

 そのなかでも、びっくりなのが、これ。

 介護している認知症の妻を
 お風呂に入れようとしたら、
 湯舟に転倒し、
 妻が重しになって、
 ご主人が溺死

 奥さんは、認知症だから、自分の下で息が出来なくなって苦しんでいるご主人に気がつかないというわけです。苦しんだご主人が可愛そう過ぎて、モヤモヤが止まらなくなります。

 でもね、これ、奥さんに殺してしまった自覚がないというところは、唯一の救いとも考えられます。
 もし、体が不自由なだけの奥さんであったら、夫が苦しんで、死ぬまでを見ていなきゃいけないわけですから。これは、トラウマレベルとしては高すぎます。残された奥さんが、理解が出来なというのは、救いと捉えられないでしょうか。

 ま、そんな僕は、孤独死まっしぐらの未婚独身一人暮らしなんだけどね。

僕の死生観について

 実は、今から10年前、2013年の夏に病気で死にかけたことがあります。

 7月の暑い朝、目が覚めたら、背中が激痛で、身動きが取れない。
 救急車を呼んで、そのまま半年間の療養。

 病名は、腸腰筋膿瘍、MRSA、敗血症。

 この時、医師からは、「助けられるか分からない。」と伝えられました。

 僕の場合は、「楽しい!」だったんだよね。
 僕は、だいぶ多くの人と死生観が違うみたい。

 いつか、詳しくかけたらと思います。

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