日本人が火付け役!アメリカのヒップホップシーンが少し分かる「all the streets are silent:ニューヨーク(1987-1997)ヒップホップとスケートボードの融合」

Movie I Saw

アメリカのヒップホップシーンの中心的クラブを作った日本人

 この映画は、ドキュメンタリーで、1987年から1997年に、ニューヨークで、ヒップホップに夢中になる若者とスケートボードに夢中になる若者にどんな摩擦があって、どんな衝突があって、そして、どうやって融合していったかを追いかける内容です。

 そして、なにより、その中心に日本人がいたことに驚きでした。ニューヨークの2000年代にヒットシーンのアーチストを排出しまくうたクラブを日本人が作ったのです。

 ユウキ・ワタナベがその人であり、クラブ・マーズの創業者なんです。

ヒップホップとスケーター

 ブルックリン・バンクスというニューヨークのスケーターの聖地には、当時、少数の黒人スケーターたちがいたもののラップ界のおおよそはスケーターを認めなかった。そもそも黒人差別から敵対し、白人スケーターをホワイト・トラッシュと呼び、下げずんでいた裏側には、スケボーを買える=金持ちというジレンマがあったのかもしれない。

 但し、メジャー音楽シーンでは、1986年7月にRUN D.M.C.がエアロスミスの「Walk This Way」をカバーし、11月にビースティー・ボーイズが「Licensed to Ill」をビルボードでヒットをカマしているので、この2つのイデオロギーが融合するのは時間の問題だったのだと思う。

 下の2つの曲は聞いたことがある人も少なくないのではと思います。

なぜ、L.L.Cool.Jは出て来ないのか?

 作品中には、2000年代のハーレム(渋谷)やファミリーで(渋谷)で流れていたラキムなどの地下時代のエピソードがたくさん出てきます。今、有名になった人の下積み時代で、ミュージシャンを目指す若者には勇気が湧くのではないでしょうか。

 ところがです。

 RUN D.M.C.もビースティー・ボーイズも出てくるのにL.L.Cool.Jが全く出て来ない。

 なぜなんだろう?

 ICE Tが出て来ないのは分かるのよ。
 ロスアンゼルスのアーチストだから。

 でも、L.L.Cool.Jが出て来ないのは分からない。
 ニューヨーク出身でクィーンズで育ったのにさ。

 さっさと俳優に転向したからかな。

 どなたか、分かる人がいらっしゃれば教えて下さい。

 好きなので2曲リンクしておきます。

日本の1987年から1997年のヒップホップシーン

 実は、僕は、1986年から1989年の日本ヒップホップシーンにいた人です。

 高校生ながら、六本木のGASのMCバトルに出たりしていました。
 その時のDJは、なんとDJ CRUSHさんだったり。
 スゴいでしょ!

 今では、信じられないくらい豪華なメンバーが周りにいたと思います。

 もちろん、僕のことを覚えている人なんかいないけどね

 1986年はEAST ENDの母体となる「ファンキー・ニュー・スタイル」が吉祥寺のライブハウスに出たり、原宿のクラブDでは日本初のMCバトルが開催されたりしていましたねぇ。スチャダラパーが太陽に吠えろ、GAKU MCが泳げたいやきくんでラップしていたのを覚えています。
 その少し前にMC ベルって方が中山美穂でラップしたのもあった気がします。

 今でこそ、J RAP なんて言って、MCバトルや様々なイベントが盛んに行われておりますが、本当に黎明期のなかでも初期だったと思います。のちに有名になるグループがひしめきあっていました。

 そのなかで、日本のラップシーンのレベルを明確に上げたアルバムを覚えています。
 1992年にリリースされたEAST ENDの「Beginning of The END」。特に「R U Ready?」をライブでプレイするたびに日本のラップのレベルが上がった印象です。

 僕個人の感想なのかもしれませんが、このアルバム以降に日本語でラップすることが自然になっていったと言っても過言ではりません。

 あ、今、思い出したけど、代々木公園B地区の歩道橋にヘタクソなグラフィティを描いたのは僕です。ごめんなさい。

all the streets are silent:ニューヨーク(1987-1997)ヒップホップとスケートボードの融合
★★★★★ 4.2
監督 ジェレミー・エルキン
出演者
ロザリオ・ドーソン (俳優『KIDS/キッズ』)
レオ・フィッツパトリック(俳優『KIDS/キッズ』)
イーライ・モーガン・ゲスナー(Zoo York設立メンバー)
ジェファーソン・パン(プロスケーター、現Supremeブルックリン店店長)
ジーノ・イアヌッチ(プロスケーター、スケートブランドPOETS創業者)
マイク・ヘルナンデス(プロスケーター)
キース・ハフナゲル(プロスケーター、ストリートブランドHUF創業者)
マイク・キャロル(プロスケーター、スケートブランドGirl Skateboards、Chocolate Skateboards、Lakai Limited Footwear共同創業者)
ジョシュ・ケイリス(プロスケーター)
ピーター・ビシ(プロスケーター)
デイブ・オルティーズ(デザイナー、スニーカーブティックDave’s Quality Meat創業者)
クレイトン・パターソン(アーティスト、写真家)
Fab 5 Freddy(アーティスト、プロデューサー、ラッパー)
クラーク・ケント(音楽プロデューサー、DJ)
ダリル・マクダニエルズ(ヒップホップグループRun-D.M.C.のメンバー)
キッド・カプリ(ラッパー、DJ、音楽プロデューサー)
クール・キース(ラッパー)
ASAP Ferg(ラッパー)
ブラック・シープ(ヒップホップグループ)
Yuki Watanabe(Club Marsマネージャー)
Moby(DJ)
ボビート・ガルシア(DJ)
ストレッチ・アームストロング(DJ)
…ほか

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