普通に観れば良かったのかよ!って感じ。
最初にオチが出ているのに気が付かず悔しかった。始めからエンディングまでは退屈に進むんだけど、オチを観たら退屈な理由が分かりました。

B級感がわざとらしくてギャグが面白くない。首相と大臣が「大怪獣のあとしまつ」をどうするかで話し合うんだけど、随所にギャグがあるのに今一つテンポが悪い。客席も笑わない。
退屈な理由です。
「退屈な映画はダメなのか?」という話になるのですが、そうではないと思います。退屈な進行が必要のある作品はあります。
例えば、「レジェンド・オブ・フォール」。これは、数回観ればその退屈な進行がなぜ必要かが分かります。「前半の退屈さ」は「モンタナの雄大さ」を描いています。大好きな映画の1つです。
そして、この「大怪獣のあとしまつ」。
「それ以外にない」、「日本人なら予測出来ないわけがない」というエンディングで終わります。退屈さが全て消化されるわけです。
オチが大きく納得いくなら退屈なほどテンポが悪くするのは必然じゃなないかと思います。
Amazon.co.jp: 大怪獣のあとしまつを観る | Prime Video
人類を未曽有の恐怖に陥れた巨大怪獣が、ある日突然、死んだ。 国民が歓喜に沸き、安堵に浸る一方で、残された巨大な死体は徐々に腐敗・膨張を進めていた。爆発すれば国家崩壊。終焉へのカウントダウンは始まった。絶望的な時間との闘いの中、国民の運命を懸けて死体処理を任されたのは、警察でも軍でもなく、3年前に突然姿を消した過去をもつ...
レジェンド・オブ。フォールレビュー
https://filmarks.com/movies/8564?mark_id=44766374
映画館
2022.02.05
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