自分に同じことが出来るか?問いかけながら観ていました「ダンケルク」

Movie I Saw

僕は同じことが出来るだろうか?

 もの凄くビックリして、感動しました。史実に残るイギリス国民一人一人の勇気に驚嘆し、自分に同じ事が出来るか問いかけました。

 第二次大戦中ドイツ軍は、イギリスとフランス連合軍の兵士たちをフランス北部にあるダンケルクに追い込みます。ダンケルクは、見渡すかぎりのビーチで、建物もなく、隠れる場所もありません。内陸の市街に戻れば、銃をもったドイツ兵が待ち構えていて、銃撃されます。連合軍の兵士たちは、武器もなく、対抗するすべもありません。その広いビーチにいるしかないのですが、当然ドイツ軍は空爆にやってきます。
 きっと、ここにいたイギリス兵とフランス兵には絶望しかなかったと思います。

 そこに、当時のイギリス首相のチャーチルは、とんでもない救出作戦を打ち出します。

日本人に同じことが出来るかな?

 「船を持っている国民は、ダンケルクに兵士の救出に行って!」
 船を持っている国民といっても、殆どが漁師。

 で、イギリスの漁師たちは行っちゃうんだイギリス人。

 フツー行ける?

 映画のなかでは、50半ばのお父さんが、高校生くらいの息子を連れて救出に行くんだけど、実際にそんなエピソードはあったんだと思う。行くか、行かないかの漁師サイドの葛藤が強く描かれていないので、救出行くのが当前みたいに見えて、メチャクチャカッコイイ。
 イギリス国民って、すげぇ。

 僕は、よく海に出かけるので、漁師をみることも多いんだけど、あの漁師のオッチャンたちが、日本兵を救う為に竹島や尖閣諸島に当たり前のように向かうと考えたら、すげぇオッチャン達じゃないかと思う。ダンケルクとイギリス本土を挟むドーバー海峡は、40km前後で、距離が違うけど、イギリス漁師なら遠くても行っちゃう気がします。

 この救出作戦はダイナモ作戦という作戦で、史上最大の救出作戦と言われるらしいです。

 また、物語には、いくつか伏線があって、イギリスの作戦だから、フランス兵をないがしろにするなど戦争と人間の情景が描かれています。僕は、とても楽しめて、勉強にもなりました。テンポの速い映画ではないので、自宅でDVDで観たら、僕は寝ちゃうと思います。映画館で観て良かったです。見応えありました。

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ダンケルクの海岸に追い詰められた何十万人もの英仏連合軍に敵の軍勢が迫りつつある状況の下、物語は陸・海・空を舞台に展開される。海峡上空ではイギリス空軍(RAF)のスピットファイアが敵機を迎え撃ち、地上の無防備な兵士たちを守るために空中戦を繰り広げる。そして海上では軍人ばかりか民間人も小型船に乗り込み、一人でも多くの味方の...

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