第二次世界大戦が1945年に終戦したにも関わらず、ソビエト連邦は、日本人57万5千人をラーゲリ(強制収容所)に抑留した。零下40度の過酷な条件のなか、食事や休養も与えられず強制労働させた結果、そのうち5万8千人が死亡。
この物語は、山本幡男さんという実在した人物とラーゲリで共に過ごした旧日本兵やご家族の証言により作られた作品です。
歴史的な問題、国家間の問題、進行形のロシアVSウクライナ戦争もあるので、一個人の僕がレビューを書くには重すぎるうえに無知すぎるため視点をズラしつつ、記録したいと思う。
とにかく、先ず、みんな、観た方が良い
歴史が学べる映画ってあるじゃない。
このテの映画は観た方が良いと思う。
学校の授業よりも絶対に面白いからちゃんと記憶に残るから。
映画やマンガから歴史を学ぶのは効率が良いと思います。
山本幡男さん
零下40度の雪が降るなかの強制労働で、仲間を応援し、ダモイ(帰国)の希望を捨てずに生きた。
ん~。
書けない。
感情的になってしまう。
ブレーキかけずに書けば良いのかもしれないけど、汚い言葉で、ソビエト連邦をディスりそう。
それくらいヒドいのがシベリア抑留です。
ラーゲリより愛を込めて
★★★★★ 5点
監督 瀬々敬久(鈴木俊久/南極1号)
脚本 林民夫
原作 辺見じゅん
出演者 二宮和也 / 北川景子 / 松坂桃李 / 中島健人 / 寺尾聰 / 桐谷健太 / 安田顕
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近代史や現在を学べる映画を紹介
感情的になりすぎるので個人的な記録にするとして、僕が観た映画やマンガで学べると感じた作品を紹介します。
僕は、学校で歴史は一切勉強していません。
中学生の時に、新しく歴史が変わったからです。
その瞬間に覚えても仕方がない教科と感じて、勉強するのをやめました。
今になって第一次大戦以降の歴史を映画やマンガから学んでいるけど。
映画やマンガじゃ学べないという方もいらっしゃると思いますが、どうせ、教科書も新しい事実が出たら変わってしまいます。それであれば、難しく学ぶよりも「創作」と少し疑いながらも楽しく学んだ方が良いと思うのが僕のスタンスです。
・ダンケルク
ノルマンディー上陸作戦が学べます。
自分に同じことが出来るか?と問いながら観るとさらに重みと深みが増す作品です。
・米国が最も恐れた男 その名は、カメジロー
第二次世界大戦終戦後に沖縄で起きていて、現在も続いていることが学べます。
・バイス
セプテンバー11(アメリカ同時多発テロ)、第二次湾岸戦争の裏側が学べます。
・不都合な真実2
ぶっちゃけ、気候変動って、事実かどうかは証明出来ませんが、脱炭素ビジネスが始まった以上は、社会人の教養として知っておかないといけません。
・ホテル・ムンバイ
テロや戦争が起きる原因は?
なぜなくならないのか?
・存在のない子供たち
脚色もあろうが、主人公の少年に心を打たれます。
現在起きている事実と人の心に生まれているときから備わっている正義感や道徳観…。
・21世紀の資本
フランスの経済学者トマ・ピケティさんが「資本」について書いたら、どんな言語でも700ページを超えたため、「完読できない!」と評判がたち、トマ・ピケティさん本人が、監修出演しました。
・ハリエット
アメリカの南北戦争時代に実在した黒人女性ハリエットさんの物語。
ハリウッド作品だし、史実としては、どれくらい信じて良いのかわかりませんが、「こんな人がいた」くらいだとしても、映画としても素晴らし過ぎる作品です。
せっかくなので、学べるマンガも紹介!
マジで面白くて、学べるマンガです!
・紛争でしたら八田まで
これも、現在、世界で起きている紛争が学べます。
日常的な買い物を考えさせられてしまいます。
・角栄に花束を
田中角栄伝です。
・闘え!日本くん
開国から近代まで、世界が1つのクラスだったら?という視点で学園モノとして描かれています。
地球は丸いので、人間も丸くなると良いのかも
現在、地球には、たくさんの問題があります。
ウクライナVSロシア戦争、紛争によるウガンダの子供兵士、インドの児童労働、気候変動、街に起きる事件…。
マジでたくさんあります。
そこで、考えてみて下さい
自然災害以外のすべての原因は人間ではないでしょうか。
自分だけ、自分たちだけ、我が国だけという欲や思考がなくならない限りは、衝突はなくなりません。
そして、衝突が起きた時に殺人や戦争が起きるのです。
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